小西養鯉場&小西米プロジェクト The Odyssey 2020-52 鯉の里は米の郷
2020年 07月 22日
デザインスタディです。最終打ち合わせは、来週月曜日午後から当社で
本日は、早朝から大雨は降るは、止んでも又小雨が降り続く中、稚魚池2回目の池上げです
到着時は、水槽車の水槽は御覧の通り、未だ空ですが、網入れして手網で掬い上げバケツ入れ
其の繰り返しで、どんどん水槽車の中が賑やかになります
酸素を補給中です。稚魚はデリケ-トですから時間勝負
最後は此の様な状態です。其処からは時間勝負で大急ぎで後山ヤ-ドに帰還
王地株式会社 IR
7月22日付
王地株式会社 代表取締役会長
栗末茂雄で御座います
早朝から大雨、大雨止んだら今度は小雨が続く・・
本日は2回目の稚魚池池上げです。1回目は1番2番池でしたが、2回目は
3番から5番池迄の作業です。先日の1番2番池の作業で、或る傾向が感じられ
本日、3番から5番迄の作業の結果で、確信に変わりました
此れは、野外の養殖池で程度の多少は在りますが、養殖池に侵入する厄介な輩
其の代表格は亀とザリガニです。トノサマガエルやツチガエルは何をどうしても
仕方ない処が在りますが、亀とザリガニが稚魚池に侵入するならば、もう片っ端から
稚魚もろとも餌をバカすか食べまくります。亀以上にザリガニが池の中で繁殖すれば
爆発的に増えて、肝心の稚魚の上がりが激減です。池上げの時に網の中で大暴れして
稚魚が死ぬは、痛むはで、時間勝負の池上げの大きな妨げとなります
今春
稚魚池入れに先立ち、甲殻類に効果のある薬剤を徹底して投与しており
更に、10番池の上に在る溜め池も、同様の処置をした後に水造りをした
経緯が前段の作業として在る訳です。薬剤の効果が幾等かでも在れば
成果在り!と考えて、今回の池上げの作業を注視していた訳です
結果は、お見事大正解でして、1尾もザリガニが居ない訳では無いですが
其れでも1番2番で3尾居たかどうかで、本日の3番から5番では1尾も
姿を確認出来ませんでした。ザリガニは其の鋭い爪で、養殖池の内面を覆う
強靭な遮水シ-トでさえ、穴を開ける事が出来ます。そうなると小さな亀裂や
穴から漏水し、やがては堰堤を破壊する一因にすらなり得る訳で、有益処か
養殖業者にとって地域の別無く、有害動物の最たるものです。明日の池上げでも
此の傾向が多分、確認出来るのでは?と今から期待ですね、昨年、1つの池で
爆発増殖し、其の池の作業は、大変だっただけに気持ち良い事この上無しです!
さて昨日、今秋、Launch予定の
【 小西米 玄武 】
デザインスタディを御披露させて頂きましたが、其の後からオフィシャルメ-ルに
問い合わせの物凄い数々!商材として、未だ世に出ている訳でも無し
稲穂も走り穂自体、未だ1本も出穂しておりませんが、一件毎にメ-ルをじっくりと
読む限り、相当な期待と関心の高さが共通のアイコンとして窺えるコメントでした
中でも
コメントの構成比率が思いの外多く、成程・・此の様な思いで商材に対するイメ-ジを
抱いておられる層が、まばらでは無く一定の層を形成している事自体、驚きでもあり
此の先行きを占う限り、ブランディングビジネスの何たるか?大いに考える処でした
其のコメントを要約すれは・・
【 小西米 】
自体、今や日本に流通する米の頂点グル-プに位置する事は疑いようのない事であり、
独自の世界観を構成し、日本のみならずドイツを起点にEU各国のセレブリティが
絶賛し世界の頂点に君臨している事、魚沼産コシヒカリは日本の誇りで世界No.1
【 小西米 】は其の世界観と相まって世界オンリ-1,夫々の立ち位置が見事に
決まっている故に、此れから世に出る【 小西米 玄武 】についても其のスタンスが
揺るぎの無い事を切に希望します・・世の中には、手に入れようとしても手に入らない
ならば、いっその事、存在も含め目が点に成り霞む様な価格にされたら宜しいかと
此れぞ世界オンリ-1の、完成では無いですか?存在も価格も世界1ならば
小生は、クールジャパンの旗頭に成り得ると、勝手に思うばかりですが・・
如何でしょうね?
御考えが在れば、毎度、楽しみにしているオフィシャルブログで御知らせを・・
さてさて
オフィシャルメ-ルに、実に多くの貴重な御意見を頂きましが、或る時点で一定の
傾向が見られた訳で、其れが上段に要約した部分です。ク-ルジャパンの表現につい
て此方のグル-プは、No.1オンリ-1の棲み分け表現と相まって目立ちましたね
面白い表現だな!
手を打って瞬間的に感じたのが、とてもじゃ無いが、買い求めようにも手の届かぬ
世界一の価格を・・のくだりには当社の考える軸線と被る事多々でして
安けりゃ・・手頃ならば・・
其の様に当社の商材を捉えていない、ファンの皆様の目線を知る事になりました
『 折角、日本を飛び出したのだから・・買えるものなら買ってみろ!の気概で
世界一の価格を付ければこそ、日本人として誇りに思えるし胸がスカッとします!
栗末会長には是非、思い切った御英断の程を関東の地より願っております・・ 』
最後のコメントは本当に煽る事、煽る事・・
此処迄を振り返れば、どんなビジネスでもそうですが相手が居てこそが起点です
加えてブランディングビジネスは、一般に物を購買する相対ビジネスのジャンルに於いて
特に価格、稀少性、顧客満足度の点で特化、突出したビジネスと云えます
其処には、ブランドをこよなく愛する顧客と、顧客の期待に高いレベルで安定して
応え切れるサプライヤ-が居て、安心とか信頼等の絆で初めて成立する訳です
本日の池上げに、3代目専務の誠君も加勢しての作業でしたが
作業もひとしきり終え撤収準備の間、玄武の銘について大いに盛り上がりました
専務は確か品種は落葉だったか?採り上げていく中で大層心に響いた個体に
心の裡に浮かんだ玄武の銘を与えた事は、以前のブログで紹介しました
当方は【 小西米 】を世に送り出し、生産から販売活動を展開する中
もし、全ての由緒とクオリティの点で【 小西米 】を凌駕する究極の
【 小西米 】を栽培、商材展開出来る機会に恵まれたなら、其の時こそ
【 小西米 】に特別な銘を与えよう!其の時が到来するならば銘に
【 玄武 】を与える事を、胸の奥に仕舞い込んでいた訳です
お互いに考えてた時点や、対象となる物が違うのですが、鯉の玄武も米の玄武も
どうやら織り成す世界観、根幹が一つの様な印象をうけますね
専務に先を越されましたね~
互いに大笑いでしたが、改めて米の玄武の解釈を披露しました
其処で専務からニュ-ス!
現在、玄武を元親として産卵に向けトライアル中だそうです
此れで産卵後、仔が採れたらば此処の稚魚池に入れようかな!
おお~朗報じゃないですか
世界の小西養鯉場ファンの皆様も期待する処、大でしょうね。2巡目の池入れに
成り池上げの時期は秋口で【 小西米 玄武 】収穫量は恐ろしく僅かですが
世界同時発進が可能な状態に向かえるのでは。池上げは玄武の方も当歳魚で
両雄、当歳、揃い踏みでしょう。米は後2ケ月で勝負が決まります
では