小西米プロジェクト The Odyssey-43 鯉の里は米の郷
2019年 12月 16日
来春には満水の何時もの光景に成る事でしょう。別名、龍神池ですが他の溜め池が枯れる
日照りで雨不足の夏でも、未だかつて枯れ果てた歴史的記録は無いのです
流石と云うか、当家の池とは云え、つくづく不思議で尚且つ神秘の要素を合わせ持ちますね
丸3日で満水面から70cm程落水でしょうか、いい塩梅の抜け具合ですね
そうすれば、今迄水中に沈んでた、枯れ倒木が続々と現れます。此れを綺麗に小切りして堤の中に雑木や雑草を
一切合切、物の見事に処分して消毒、土壌調製する仕事が極めて重要で、大仕事なのです。全ては来春の池入れの
錦の為に、此れから厳寒期に皆が歯を苦縛って取り掛かる、誰も知らない漢の仕事なのです
私が注視するのは水草の葉色ですね。これはこの地域の地層に特に多く含まれる固有の金属成分の影響です
さて、この茶褐色の葉色を齎す金属成分とは如何に?答えは鉄分なのです。此れについては後々解説を加える予定です
人間も植物も、更にありとあらゆる生き物に必要で欠けてはならぬ要素の一つです。無論、錦鯉とて同様ですね
王地株式会社 IR
12月15日付
王地株式会社 代表取締役会長
栗末茂雄で御座います
冒頭から、随分と地味で渋~い映像4連発でしたね
さて、此処から始まる溜め池の調製工程スケジュ-ル
所謂、土壌のデザイニング工程については、季節柄を考えると作業が実に厳しい
辛い時期の中でのプロセスですが、周辺作業を含め此れを中途半端に流したくない
来春に池入れしてからでは、後出し作業で出来る事は限られております
だからこそ、敢えて厳しい時節ながら
作業は存分に行える此の期を、逃す訳には行かないのです
溜め池を空にすれば、今迄、見えなかった物や生き物が見えて来る
其処から厳しく云える事は
此れから新たな生を受け、長きに渡る務めを担う、うぶ物の新池だからこそ
溜め池の中には、飛来ゴミや腐った風倒木1本ですら横たえたく無いのです
無論、水草の類も全て除去、綺麗に消毒工程を経て、来春にはゴミ無し
水草無し、湧き上がるメタンガス無しの、スラ~ッとしたサラピンの
静謐な溜め池に仕立てる!
此処から、新たな池の旅立ちで、私にとっても長い長い旅路の始まり
苦楽を共に人生を歩む舞台がまた一つ増える喜びと、果たすべき責任
処で、一年に一池も新池が稼働しない年度が存在する・・
決して在ってはならぬ其の事態は地元、山賊将軍の私には
何処迄も、物凄い精神的苦痛が憑いて廻る世界観なのです
抑々、養殖池の候補地とビジネスマッチングの融合点
更に其処から踏み込んでの更なる実現性については
私が30年間、斬った張ったの荒事業界に身を置いた、不動産業界での
総確立係数と実は遜色無いレベルなのです
驚く程の、不思議な位近似性が在ります
突き詰めると・・
成果を客観的に示す数字は、何処か野球界の世界に近いかな?
超一流選手の証である3割30本30盗塁
所謂、3、3、3の数字ですが、業態違いの私共に於いても
実は、目標数値として、あらゆる面で本当に重い数字と捉えています
何故、3、3、3 なのか何れ、より深い解説を申し上げる機会が在るでしょう
私は
厳寒期の現在
また一つ、養殖池を静かにプロデュースしております
幾等、身内と云えども縁事在りきの、小西養鯉場への円満繋がり
此処から、皆で良い池に仕立てたいものですね
願わくば、マ-ティン社長も、来期晩秋にどうだろうね!
では、ご期待の程を
by konishimai
| 2019-12-16 22:12
| 養殖池作りと田圃について