小西米プロジェクト The Odyssey-41 鯉の里は米の郷
2019年 12月 07日
でも、じっくり見れば両方の圃場のコンディションと考え方の違いが分かり易い映像です。
王地株式会社 IR
12月7日付
王地株式会社 代表取締役会長
栗末茂雄で御座います
あれよあれよで師走、歳末の12月を迎えました
国やら県やら町やら含め様々な御役目を務めておりますが
其の中でも特別国家公務員扱いである、厚生労働省認証の
民生児童委員の御役目を、11月末をもって任期満了退任しました
田舎と都市部の別なく、本当に引き受け手の確保に難儀する役職
私は今春の5月、任期の更新はせず退任の旨を、町保険課、自治会長に伝え
次の人選に逸早く取り掛かるよう、希望を伝えておりました。
この様な後任人事については、相当に苦労する事は必至の状況ですし
任期満了が迫り大慌てで動きを駆けても、どうにもならない事が大半です
処が、幸いな事に近所の奥さんが引き受けて頂ける流れに成り
12月2日、豊平支所に於いて退任する委員と就任する委員を合わせて
離任式、任命式が無事執り行われました
新たに就任される委員さんの活躍を心から願うばかりです
此の時期から、数多く頂いて務め上げて来た役職が一つ一つ減る訳です
来年が農業委員の改選期となりますが、流石に此れはもう少し務めて
行かねばならないでしょう。それにしても振り返ればこの3年・・
農業委員会の仕事、民生委員児童委員の仕事、当方の仕事を合わせて
尋常じゃ無い忙しさでしたが、3年を費やして漸く本来の姿に近づく訳です
何処迄やり抜けば地域の御役目事として、合格点かどうかの定義は定かでは無いのですが
我ながら、あれ程カテゴリーの異なる仕事量をしたものだと思う次第です
本来の姿に近づく・・とは
恐らく、現在の御役目が全て無くなり、完全無役の自分に戻れるかどうかは
考え難い流動的な要素を含んでいるからです
来年3月には長年勤めた営農集団代表役員を同じく集団長、会計役員と併せて
退任し、世代交代を含めて新執行部に委ねる運びです
来期からは生産者本来の姿に立ち返り、規模拡張以上に業務のクオリティを
大いに向上させるべく邁進です
さて、龍神松の大親分の仕事たる小西養鯉場新池開発に伴う候補地の
農業振興区域指定解除申請について、此の12月末締め切りに入れ込むべく
開発予定の養殖池についてはかなり慌ただしい時期ですが、抜かりなく進めます
先日、栗栖養魚長と本年ラストの池上げ予定やら、冬越し池の餌止めタイミング
来期開発予定地の背後に控える溜め池の、水抜きについての打ち合わせを行ない
早速、水利関係者との協議に取り掛かります
初めての溜め池は、丸裸にしてみないと
堰堤の何処が強度の弱い処か、湧水場所の有無、地層分布と土質等
丹念に底を拾い歩いて見ない事には、解らぬ事が余りにも多いからです
さて
先日、朝方は夜半からの冷え込みで初雪が確認されましたが・・
一応、初雪なんだろうね~?と云う位の霜と区別がつかないレベル
一瞬で溶けて終い、小雨でも降った後の光景と変わらずでした
どうやらこの冬場も・・
恐らく去年の冬場と似たり寄ったりの気象で、春に向かいそうです
厳寒期の降雪量が極端に乏しく、加えて好天続きで冬の降雨量も更にまばらだと
溜め池や河川を支える、山の保水量が心許なく今春と同じく水不足でスタ-トの
苦しい展開を繰り返す事に成ります。此ればかりは気象次第、天の沙汰・・
現在の小西養鯉場の状況は、輸出が実に快調に伸長している状況を鑑みても
安定水源を確保した養殖池の開発は、高品質安定生産と危機管理としての
セ-フティネットを更に強固にする観点でも、極めて重要な役割を担うものであり
目的に合わせた計画的な養殖池の開発については、止む事無く
来期以降の取組を見通す程に、心が引き締まるばかりです
では
by konishimai
| 2019-12-07 22:00
| 養殖池作りと田圃について